漆器の産地バガンの工房を訪ねて(in ミャンマー)
漆器の産地バガン(Bagan)
ミャンマーの古都バガン(Bagan:ボロブドゥール、アンコールワットと並ぶ世界三大遺産の一つ)は古くからの漆器の生産地で、今でも手作りの漆器工房が数多く存在します。
ここでは、機械化が進んだ現代でも、以前と変わらず手作業で、一つ一つ丁寧に漆器が作られています。
漆器は、漆を塗り、乾燥させ、磨き、という工程を表裏それぞれ10回以上繰り返して作ります。そして、ミャンマーでは最後に細かな装飾を手作業で施し、色を擦り込み、磨いて仕上げます。
そのため、小さな物で2−3ヶ月、大きな物であれば1年以上の時間を要して、やっと出来上がります。
そのような長い工程を経て出来上がるからこそ、手作りの漆器には、工業製品では感じ取れない風合いと温かさを感じる事ができるんです。
漆器の特徴
天然の漆器は、自然素材を使って手作りで作られます。
基礎になる材料は、竹や木、馬の尻尾の毛等を使います。
それを使って、器の基礎(=木地)を作ります。
木地さえ作る事ができれば、漆器の形状に制限はありません。
木地は竹や木などの植物なので、非常に軽く落としても割れないという特徴があります。
また、何層もの漆を重ねて塗る事から、表面に傷がついても漆で補修する事ができます。そして、樹木から取れる天然の漆は、時間が経つに連れて硬くなり、傷が着きにくくなるのです。
Baganの漆器工房の様子
Baganで立ち寄った漆器工房の中の様子を撮影させて頂く事ができました。
若い職人さん達が、手作りで漆器を作っている様子が分かります。
手間をかけて丁寧に作られたミャンマーの漆器。
小さいながら、生活の中に大きな彩りを与えてくれる素晴らしいアイテムです。
【撮影協力】
Golden Cuckoo (LACQUERWARE WORK SHOP)
adress: Myin Ka Par Village, Sein Gone Quater, Bagan, Myanmar.
e-mail: goldencuckoo.bagan@hotmail.com
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